初心と原点と血と肉と骨
私は「初心に戻る」という表現が嫌いだ。
それは、絶対にあり得ないからだ。
なんであれ一度味わったら、もう元に戻ることはできないんだ。
だから、戻るとすれば初心ではなく原点だ。
初心は0で原点は1だ。
一度でも歩き出したら、もう0に戻ることはできない。
そう、戻ることができる場所は原点の1だけだ。
だから、0からの再出発などあり得ない。
あるとすれば、きっと1からのスタートだ。
先日、私より8歳ほど若い一人の社長とそんなことを話していたら、
「杉山さんにとっての原点はメルマガですか?」と訊ねられた。
私には「初心も原点もありません」と答えた。
もう二度とこんなことは繰り返したくもないからだ。
過去はすべて血と肉と骨になっているので、
もう戻る場所はない。自分自身が原点なんだ。
だから、過ぎ去った出来事に善いも悪いもない。
それは、すべて自分自身の血と肉と骨になっているからだ。



