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あかちょうちんに見る人間の質


私は、今でも2ヶ月に1度は裁判所に行っている。
それは、様々な事件を傍聴をするためだ。

傍聴をするのは、刑事ではなく民事事件だ。
刑事事件では、傍聴席にヤー公が来るので、怖い。

法廷という小さな舞台では、実に様々なドラマが繰り広げられるんだ。
電話代を支払えずに嗚咽する主婦。カード会社からの訴えに俯くサラリーマン。

小さな事件だが、その人にとってみれば奥行きは深いんだ。
しかし、そんな人間模様の中でも最も注視すべき人物が裁判官だ。

実に能がない。たまたま地裁レベルの裁判官だからそうなのか、
基本的に能がない人間が裁判官になるのかは分からない。

しかし、どちらにしても能がない。
随分と前になるが、原告の答弁の内容に裁判官が質問をした。

「あかちょうちんってなんですか?」ってね。
バカか?と思った。飲み屋のあかちょうちんも知らないんだ。

どうせ朝から晩まで勉強ばかりして、ストレートで東大の法学部に入って、
司法試験を2~3回目で合格したメガネのレンズに指紋が着いている奴に違いない。

申し訳ないが、あかちょうちんも知らない奴に大切な人生を預ける訳には行かないんだ。
ま、勝手な憶測だが、この手の奴らは25歳まで童貞だ。見た目とニオイで分かるんだ。

小さな居酒屋で愚痴ったことも、まともな恋愛も、
まともじゃない恋愛もしたことのないバカに人を裁く権利はない。

人を人が裁いてもいいものだろうか?とよく問われるが、
猿が人を裁く訳にもいかないから、人が裁くしかないと私は思う。

ただ、その人の質の問題だけだ。ジョーシキを知らないバカが多過ぎるんだ。
周防正行監督が痴漢の冤罪をテーマにした『それでもボクはやってない』を制作した。

海外のメディアや記者たちが大笑いした映画だ。
これ程までに日本の司法はバカなのか?と思われた作品だ。

いくら裁判制度などのシステムを整えたところで、
それを動かす感情を持つ動物は、人間なんだ。

あかちょうちんを “あかちょうちん” とアタマにインプットするのではなく、
安い居酒屋で仲間と愚痴を言い合ったり、ネギマを喉に詰まらせたり、

若いお姉ちゃんに声をかける奴でなけりゃ、人を裁くことは絶対にできない。
答えは六法の中にあるのではなく、日常の小さな隙間にあるのだと私は思う。

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コメント

日本と海外の刑事司法制度は、全く違いますからね。20年以上前の話ですが、
「日本の刑事司法は死滅している」という趣旨のことを論文に書いた学者もいるくらい。
民事裁判はほとんど傍聴したことがないので、今度行ってきます。
「あかちょうちんってなんですか?」なんて質問が出ないことを祈りつつ・・・。

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