3年以上前の歴史は全部ウソ
納豆だけではなくて、捏造なんて日常茶飯事なんだ。
美女として有名な古代エジプトの女王クレオパトラだが、
2000年前の銀貨に描かれた彼女の顔を観ると、とても美女とは言えないらしい。
そこに描かれていたクレオパトラの顔は、とがったあごに薄い唇で鼻も鋭角らしい。
今までの私が抱くイメージとは、まるで異なる容姿だ。
私には映画『クレオパトラ』で主演したエリザベス・テーラーのイメージしかない。
しかし、紀元前に生きたクレオパトラに責任はない。
ローマの作家やその周囲の人間たちが、勝手に美化しただけなんだ。
でも、ひょっとしたら、やっぱり絶世の美女かも知れない。どっちにしても今、
この世に存在する人間で、クレオパトラを見たことのある奴は絶対にいない。
それなのに美女とかそうではないとか論争すること自体が、滑稽なんだ。
多くの人間たちは、実際以上に美化したり勝手に悪者にしたりするんだ。
一度も会ったことがないのにね。
あの坂本竜馬だって同じことだ。
坂本竜馬は、今でも多くのサラリーマンにとって、偉大なヒーローなんだ。
しかし、『竜馬が行く』は司馬遼太郎が勝手にイメージして書いた小説でしかない。
だれ一人、会ったこともないのに、よくあれだけ鮮明に捏造できるものだと私は感心する。
会ったこともない人間を尊敬したり崇めるなんて愚行は、私にはまったくできない。
クレオパトラも坂本竜馬も、大した人間ではないかも知れないんだ。
だって、あの世のことは、絶対にこの世のだれにも分からないんだ。
そして、ほとんどは、今回のように歴史レベルで捏造されているんだ。
本当にどうでもいい話だ。
とっくに死んで、もうこの世にはいない人間に憧れるヒマがあったら、
さっきから隣で呼吸している奴に目を向けた方がまだマシだ。
歴史なんてだれも見たことのない虚構の世界なんだ。
振り返ってもいいが、3年以上前のことは忘れることだ。




コメント
世の中の事はほとんど捏造なんでしょうね。『宮本武蔵』だって吉川英治が勝手にイメージして書いたんでしょうし。歴史ってでっち上げの産物でしかないんでしょうね。
投稿者: 上村健司 | 2007年02月15日 17:37