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「過剰」は「質素」に絶対に勝てない


南太平洋にツバルという人口約1万人が住む小さな国がある。
首都フナフティでは、住民の多くが海外への移住を考え始めている。

道路の隙間からは、地球の温暖化のために海水が湧き出している。
海水は、海岸を越えてくるだけでなく、地面の穴からも地上に溢れ出している。

これは、他の先進国が排出した二酸化炭素が原因で、
南太平洋に浮かぶ小さな楽園が消えてしまう現実なんだ。

ツバルの国民は、過剰な二酸化炭素など決して排出をしていない。
それなのに、自分たちの国が消えるという現実に直面しているんだ。

自分勝手な第三者のために。
私は、暖冬で過ごしやすかったと思っていたが、

このようなニュースを観ると、つくづく「過剰」のバカバカしさを痛感するんだ。
すべてにおいて至上主義で、現状に満足することなく過剰に上を望むバカバカしさだ。

一つの国が亡くなってしまう恐ろしい現実を知りながらも、
さらに発展を推進されようとする世界レベルのバカバカしさだ。

正直、戦争よりも悲惨だと私は思う。
自分たちさえ豊かになればいいというのは、殺人鬼と同じだ。

改めて自分の「分」に生きるという質素な生活が素晴らしいと思った。
万人が自分の「分」の中で満足すれば、なにも問題は起こらないんだ。

そして、地球も人間も一つの国も滅びることはないと心から思った。
私は、「過剰」は「質素」に絶対に勝てないと本気で思った。

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コメント

環境問題を憂う、その通だと思います。でも、アメリカのアーミッシュと同じ暮らしができるなら解りますが、一方で冬は暖房ぬくぬく、夏は冷房バンバンでは説得力がありません。

一度、味わった禁断の果実は、二度と捨てられないのが普通の人間だと思います。そして、私もその一人なのだと。過去に戻ろうとしても詮無い話、さらにどう環境に良い方向で進化するかしかないと思います。CO2がだめなら、太陽光発電でクリーンにするのか、自動車を水素ガスで動かすのか、進化で対応するのです。

子ども達は、今の暮らししか知りません。「質素」と言われてもそのレベルが実感できないのです。水洗でないトイレなんて想像できません。「清貧の思想」は心の糧として素晴らしいと思いますが、それができるのは、本当に心の豊かな一部の人だけでしょう。

もっと、誰でも取り組める方法論を考える必要があるのでは、と思います。

モノでも、食べ物でも、何でも安く手に入ります。
一見豊かな社会ですが、モノが過剰に出回ってゴミだらけです。

花粉症やらいろんな病気が蔓延するのは、
過剰に摂り過ぎた豊富な食べ物のせいです。

でも、世の中の多くの人たち、それに携わっている多くの人たちは、
ギリギリの生活を強いられ、そんなことを考えている余裕すらないんです。

それがほんの一部の富裕層の作戦だとは、誰も気付きません。

私も以前、他の島だったけど同じ原因で、淡水が使えなくなったために違う島に引っ越さなければならなくなった人たちのレポートをTVで観ました。以来、とても気になっているテーマです。

お金で二酸化炭素排気許容量(違うガスだったらごめん)を買えるという国際協定の発想は、つくづく頭にきます。ないよりはましかもしれないけど。

豊かさの本質が見抜けない未熟な人間の数が、
地球規模でのダメージを与えているのだと感じています。もしかしたら、
自分もその数にカウントされているかもしれないと考えただけでもゾッとします。
自分の「分」で生きることに、改めて心を動かされました。


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