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どんな犯罪もみんなで犯せば怖くない


損保10社に行政処分が下った。不払いがあったためだ。そのうちの多くが、
損保社員の勝手な捏造により、保険金を契約者に支払わなかったことらしい。

こうなるとまず100%の損保会社・生保会社などに、
この手の悪事が常習化しているとしか思えない。

話は変わって、おぞましい鹿児島県警の志布志事件だ。
県議会選挙で現金を配ったとして、11名の住民が逮捕されたあれだ。

あの事件は「冤罪」と言われるが、事件の事実そのものが存在しないとされているために、
「冤罪」には当たらないんだ。もっと言えば「冤罪」とすら言えない珍しい出来事なんだ。

この2つの前代未聞のみっともない事件を読んで思ったことは、
損保会社の社員ではなかったら、県警の署員ではなかったら、

立派な犯罪者だということだ。
詐欺や強要、脅迫罪となんら変わりはしないんだ。

しかし、業務の下で「やってしまったこと」の罪は笑ってしまうほど軽い。
組織の傘下の中では、みんなと一緒に行う慣例となってしまっているんだ。

チャップリンの映画『殺人狂時代』の中の有名なセリフを思い出した。
チャップリンが演じる次から次へと女性を殺害した殺人鬼ベルドゥは、

「世界は大量殺人を唯一の目的として破壊兵器を製造している。
それに比べれば、この私など素人に過ぎません」と言い放った。

個人で犯せば大きな罪に問われるが、組織で犯せば闇に葬られると私は思った。

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