資源も品格もない悲しい島国
新潟市と浜松市が、おめでたく政令指定都市となった。
指定都市となると、都道府県とほぼ同一の財政上の権限を得ることができるし、
介護や福祉をはじめとして、多くの面で、都道府県の有する権限が委譲される。
それになるためには、諸々の条件があるとはいうものの、
早く言ってしまえば、人口が80万人を超えればいいだけなんだ。
間違いなく、新潟市も浜松市もそれを超えたんだ。
ただ、近隣と合併をして数を増やせばいいってものじゃないと私は思う。
政令指定都市になって喜ぶのは、一般の市民ではなく、
ごく一部の特殊な階層にいる人間だけだとも私は思う。
それに、どうせいつかは道州制になる訳だから、
政令指定都市である必要性が私には分からない。
日本は、島国だ。その中で権力の配分を変えてみたところで、
島の中の総エネルギー量は、まったく変わらないと思うんだ。
日本の中のどこがどれだけ権力を持ったところで、
資源のない島国が豊になる訳ではないと私は思う。



