長蛇に並ぶ人、長蛇を作る人
ドイツのベルリン動物園で、生後4ヶ月のシロクマの赤ちゃんが人気だそうだ。
愛くるしいその姿を一目見ようと、動物園には長蛇の列ができているらしい。
と、ここまで書いたものの、その話の内容にはまったく興味はない。
私が興味を持ったのは、ドイツ人が動物園の前に並んだということだ。
その記事には、ドイツでは店の前などに人が並ぶのは比較的珍しい光景だと書いてある。
やはり良識のあるドイツの人々は、わざわざ長蛇の列に並ぶことは少ないと私は思った。
世の中に、わざわざ並んでまで欲しいものなどなにもない。
それどころか、日本人は欲しくもないのに並ぶ人種だと思う。
大衆が列を成していると、それに従う習性をDNAレベルで持っている。
それに並ぶ目的も必要性もまったくないはずなのに。
ブームに乗ったり従うことには慣れてはいるが、
ブームを作り出すことには能がないと私は思う。
私は、長蛇の列に並んでいる小さな奴等を見ると、変な優越感に駆られるんだ。
一事が万事。なにかに、だれかに従わなきゃ生きていけない奴等は長蛇に並ぶ。




コメント
私は「列ができる店」がはっきり言ってキライです。客を平気で並ばせて、それを自分の高評価の裏づけに使うような傲慢さがキライなのです。
開店準備中の気になるケーキ屋さんがありました。開店記念に行ったら、マスターが扉のところで中に入る人数を制限しており、列ができていました。後になって、すいている時にケーキを買ってみましたが、あまりおいしいとは思えませんでした。私の経験上、列ができることと店の良し悪しとは、必ずしも関係ありません。
投稿者: 小岩聖子 | 2007年04月09日 22:49
手に入りにくいものを持つことで、ある種の優越感や満足感が得られるのでしょうね。
ビジネスでも、その部分を特化させたもの(ネットですぐに売り切れてしまうパンだとか、
ゲームなど)が目立つような気がします。
もちろん、不本意ながら列に並ぶこともあるでしょうが、人為的な情報に踊らされているような気がしてなりません。
投稿者: 竹内圭子 | 2007年04月09日 00:51