せっかちは、一種の病気
赤信号で止まっている車が、信号が青に変わってスタートする時間を計測したところ、
全国の中では、大阪の車がダントツに早かったという話を以前に聴いたことがある。
ま、青に変わる前にほとんどアクセルを踏み込むらしいが。
それだけ大阪人は、せっかちだということだ。
世界で最もせっかちな都市は、シンガポール、コペンハーゲン、マドリードの順番らしい。
イギリスのある大学教授が、都市住民の歩く速度を生活ペースの目安として調べた結果だ。
せっかちだと思われていた東京は、16位だった。
全世界的にみると、人々の歩行速度は10年前に比べて10%速くなっており、
特にアジアが顕著だとしている。
経済の急成長に合わせて、人間の歩く早さもそれに比例しているかのようだ。
ゆっくりランチを取ることもなく、ケータイ片手にファースト・フードで簡単に済ます。
それが、豊かだとは間違っても思えない。
せっかちは、笑いごとでは済まされない。
一種の病気だと私は思うんだ。身の回りのツールが便利になればなるほど、
自分の時間がほとんどなくなって、他人に侵される人生を送ることとなる。
本当の豊かさに鏡を突き立てた正反対な姿が、せっかちだ。
自分を振り返る時間もない奴に、絶対に幸せなど訪れない。




コメント
自戒をこめて書きます。
大切なことを見落としているのに気がついたとき、どうしてそうなったんだろう?と考えると「時間がない!」という状況だったから、という場合が大半です。
人生のクオリティにかかわる問題です。
投稿者: 小岩聖子 | 2007年05月07日 20:46
>自分を振り返る時間もない奴に、絶対に幸せなど訪れない。
ん~いいっすね~
その通り!!
自分はこんなにも忙しく生きてます!という、満腹感が欲しいのかも…
満足感じゃなくて。
みんな錯覚の中で生きている気がする。
投稿者: 石澤勉 | 2007年05月07日 10:43
まったく同感です。最近、特にそう思います。2つの事を同時進行させようとしたり。。。結局両方とも中途半端で終わる事が多いですね。もっと気持ちにゆとりを持たないと絶対に豊かさの本質は掴めないとつくづく思います。
投稿者: 上村健司 | 2007年05月07日 00:56