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自分の首を〆る岐阜の鵜匠


11日に初夏の訪れを告げる鵜飼い開きが、岐阜市の長良川で行われた。
長良川の鵜匠は、かがり火の中、1人で12羽もの鵜を巧みに操っている。

しかし、まったく面白くもなんともないんだ。
観光客の目の前を2~3回通り過ぎて終りだ。

全国の中でも長良川の鵜飼いが最も有名だが、
地元の人間は、ほとんどそれに興味を示さない。

岐阜市の長良に6人、関市の小瀬に3人の鵜匠がいるが、
これらはすべて世襲制だ。そして、宮内庁の管轄なんだ。

だから、観光客が増えようが増えまいが、自分たちの身は守られているので、
当の鵜匠たちには、まったく危機感の欠片も感じられないんだ。

毎日、同じように数羽の鵜を操っているだけだ。
歴史ある伝統文化という枠に収まっているので、

なにかしら観光客の興味をそそるようなイベントとか、
楽しく感じられるパフォーマンスなど考える由もない。

歴史と国に守られた特権階級の世襲制に、
一体、どれほどの税金が投入されていることだろうか。

鵜飼い自体、観光産業としては、
哀しいくらいに真っ赤かなんだ。

傍目からは華やかに見える夏の風物詩のその陰で、
確実になくなろうとしている伝統文化の終焉を垣間見た。

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コメント

へ~っ、あれって国の管轄なんですか!?安定を求めて権力に迎合した時点でその先の発展は無いんでしょうね。一概には言えないですけど。。。

伝統文化とビジネスがいかほど違うのかが垣間見えるような気がする。
ビジネスとしては、縁遠いかもしれないが、伝統文化はそこに住む人の心の拠り所として長く継続するものだと思う。
岐阜に住む人は、何気ないたわいも無いこと思うかも知れないけど、岐阜を客観的に見る者としては、シンボル的な行事に思える。
岐阜から長良川の鵜飼いを取ったら、いったい何が印象に残るのか?下呂温泉か猿ボボの里・高山か?
単体で赤字でも、きっと岐阜県の役目を果たしていると思う。
数字には表れない無形の財産ってあるよね。
東北の人間だからそう思うのかな??

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