ミスったサマータイム
北海道で2日、夏季の出退勤時間を早めて昼間を有効活用する「サマータイム」が始まった。
しかし、実施する企業や自治体は30程度で、約700団体が参加した昨年よりも激減した。
昨年までの3年間は、札幌商工会議所の呼び掛けで始まり、
多くの企業や団体が参加して、さまざまな実験を行った。
その結果、「始業を早めても終業時間は変えられない」とか、
「全国一斉に実施しないと不都合」など否定的な意見があった。
昨年参加した北海道庁は「本格導入は国の動きに合わせる必要がある」と言い、
札幌市は「これまでに業務上の支障があった」として実施しない見通しとなった。
日本人は、早く仕事を始めても終りの時間を変えることができない。
だから、サマータイムにしたところで、労働時間が増えて終わるだけだ。
たとえそれが、全国一斉に行われたとしても、
終業の時間が変わることは、まずあり得ない。
サマータイムが通用する企業は、社員一人一人の責任が曖昧な大きな会社だけだ。
小さな会社の社員は、スズメが鳴く頃には出社して終電がなくなる頃まで働いている。
夏だろうと冬だろうと関係ないんだ。
もっと現実に目を向けてものを言え。
そんなことよりも、一年中、真冬の夕張に目を向けろ。



